NPOによる教育が広まる生活習慣病の一疾患の高血圧

高血圧は徐々に広く知られる疾患にはなってきたものの、まだその詳細について一般の人が知るところにはなっているとは言えません。生活習慣病という言葉が定着したことにより、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満といったものがどうやらリスクの高い疾患であるということが認識されるようになってきているのは事実です。しかし、高血圧になることによってどういったリスクがあるのかということや、その改善をするにはどういった取り組みが必要なのかということについての理解は十分に広まっていません。多少血圧が高くても大丈夫だろうと考えてしまう人が多く、健康診断や人間ドックなどで血圧が高い値を示していても、そのことをあまり認識せずに、症状がひどくならなければ大丈夫だと考えてしまいがちなのです。高血圧を含む生活習慣病では個人が積極的に予防や治療に取り組むということが大切であり、それをなくして社会問題とも認識されてきている生活習慣病をなくしていくことはできません。そういった考えから、高血圧に関わるNPOが多数できてきています。NPOの取り組みとして一般的なものは情報発信のためのセミナーやイベントの開催であり、それによって一般の人や医療従事者に役立つ情報を伝えてきています。また、インターネットを介して高血圧についての情報を広めたり、Q&Aなどを設けて知りたい人にとっての情報源となるように情報提供が進められています。活動内容に賛同する人も増えて会員数を増やしているNPO法人も多く、啓蒙活動において重要な役割をはたすようになってきています。高血圧に限らず、生活習慣病に分類される疾患には関連するNPOができており、そういった法人の活動によって人々の教育が進められているのが現状です。