高血圧の末期症状・入浴の際の注意点

高血圧は自覚症状に乏しいため、気づいたら末期まで症状が進んでいたというケースも少なくありません。
健康診断で高血圧だとわかっても、医師に怒られるのが嫌だったり、減塩を言い渡されるのが嫌で、治療に積極的になれない場合もあります。
原因が特定できない本態性高血圧の末期の症状には、動機、呼吸困難、胸痛、むくみ、夜間頻尿、足の痛みや痺れ、などがあります。
これ以前の初期のサインでは、頭痛、頭重感、肩こり、めまい、耳鳴り、息切れ、などがあらわれます。もしこれらの症状があらわれたら、早めに治療を受けるようにしましょう。
本態性高血圧に対して、他の病気によって起こる症候性(二次性)高血圧の末期症状では、腎臓の動きが悪くなったり、眼底出血、視力障害、心肥大、などが起こる危険性があります。
症候性高血圧は原因が特定できているので、本態性よりも治療に早く取り組む人が多いですが、こちらも気づかないうちに高血圧が悪化する危険性があるので、適切な治療を行いましょう。
高血圧の患者さんは、入浴の際も注意が必要です。特に高齢者は症状が出やすいので気をつける必要があります。
入浴すると血圧が一時的に上がり、その後血管が拡張してしだいに血圧が下がります。
ここまでは良いのですが、冬場は脱衣所が冷えていて、浴室は暖かいというケースが多いので、浴室と脱衣所との温度差で急に血圧が変動してしまうことが予想されます。
また、急に熱いお湯から出て立ち上がると、血圧が急降下して立ちくらみやめまいが起こることもあります。
入浴では、脱衣所と浴室の温度差をなくして、湯温はぬるめにして入るようにしましょう。長時間入らず、15分程度に抑えたほうが安全です。